2018-06-02
木造平屋リノベーションY様邸 内部解体(倉敷の家)
解体進行中。
包装紙をめくるときの高揚感に似ているのは、柱や梁、基礎といった構造躯体が直接見えるのと、どんな大工さんが造ったのかその息遣いが伝わってくるから。
今のように構造躯体の木材をプレカット工場で作られる新築でなく、
50年も前だと大工さんが木材を加工し、柱の長さや、梁の大きさや太さがそれぞれの家によって違っているなど施工方法の違いがでるから面白い。
玄関(外観)
和室
※工事後はダイニングキッチンに変更
洋室
※工事後はリビング
上の二枚の写真、部屋を分断している間仕切り壁
和室
※工事後は子ども部屋
いいね。
50年も経っていると感じさせない。
心配していた雨漏りも限定的なもので安心。
これならすぐに直せそう。
来週は天井の吹付け断熱を行う予定。
本工事、最も大切な提案の断熱工事です。
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塩屋家 シオヤイエ
Yokozeki.Tkaaki
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2018-05-29
木造平屋リノベーションY様邸 施工前写真 (倉敷の家)
施工前写真です。
玄関(室外)

和室
※工事後はダイニングキッチンに変更
洋室
※工事後はリビング
上の二枚の写真、部屋を分断している間仕切り壁がこちら、
※施工前、施工後ではありません^^;
和室
※工事後は子ども部屋
完成は夏も過ぎた9月頃の予定です^^
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塩屋家 シオヤイエ
Yokozeki.Tkaaki
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木造平屋リノベーションY様邸 (倉敷の家)
倉敷市でリノベーション工事を行うことになりました。
今回は塩屋を飛び出して隣の岡山県倉敷市にお邪魔します。
築50年。屋根から水が漏れてる個所もあって修繕に時間と費用もかかりそう。
でも、天井も高くて南面が開放的な立地条件だから、壊すより活用したほうが満足すると思うのは予算に合わして工事計画をたてれるから。
外観はできるだけコストを抑えて室内を大改装。間取りを大幅に変更します。
工事前の間取りがこちら、
続き間の和室とお床に広縁、
食事をとるためだけの狭い台所に窮屈な水廻り、
この時代によく見られた家の間取り。
結婚式を家で行ったり、
葬儀を家で行ったり。
家に招き入れる人が多かったこの時代ではごく当たり前の間取りだけど、現代の生活スタイルには向かない。
15年くらい前からかな?
セキュリティーを確保した安心な家づくりを求められた結果、開放感を失い閉鎖的な外観に、個室を求める間取りが増えた。
でもそれからまた進んで、近年では開放感を求める人も増えて来たと思う。
以前のように格子や雨戸をつけなくても、最近はガラス性能が向上したからセキュリティー面も安心。
気軽に人を招ける空間づくりが大切だと思うのは、その都度、部屋を片付ける習慣が不思議と生まれるのと、人が出入りすると家を若返らせる。
今回もそんな間取りにできればいいなと思う。
今回は塩屋を飛び出して隣の岡山県倉敷市にお邪魔します。
築50年。屋根から水が漏れてる個所もあって修繕に時間と費用もかかりそう。
でも、天井も高くて南面が開放的な立地条件だから、壊すより活用したほうが満足すると思うのは予算に合わして工事計画をたてれるから。
外観はできるだけコストを抑えて室内を大改装。間取りを大幅に変更します。
工事前の間取りがこちら、
続き間の和室とお床に広縁、
食事をとるためだけの狭い台所に窮屈な水廻り、
この時代によく見られた家の間取り。
結婚式を家で行ったり、
葬儀を家で行ったり。
家に招き入れる人が多かったこの時代ではごく当たり前の間取りだけど、現代の生活スタイルには向かない。
15年くらい前からかな?
セキュリティーを確保した安心な家づくりを求められた結果、開放感を失い閉鎖的な外観に、個室を求める間取りが増えた。
でもそれからまた進んで、近年では開放感を求める人も増えて来たと思う。
以前のように格子や雨戸をつけなくても、最近はガラス性能が向上したからセキュリティー面も安心。
気軽に人を招ける空間づくりが大切だと思うのは、その都度、部屋を片付ける習慣が不思議と生まれるのと、人が出入りすると家を若返らせる。
今回もそんな間取りにできればいいなと思う。
2018-04-29
完成(塩屋の家)
完成撮影会もおわりデータも届いたので写真をアップします。
まずは玄関

玄関はいつも、なにかの”工夫”を提案するようにしている。
今回はレッドシダーの外壁と穴が開いてるブロック。
向こう側がすけて見え奥行きを感じる。
写真じゃわかりにくいけど、
敷地から玄関までの距離が短いです。^^;
つぎは、
玄関ホールと階段

「わっ、青なんや!」
リフォームで頭を悩ませる階段の仕上げ。
一昔前の家は階段の勾配が急だから、カーペットを貼って仕上げてみた。
振動も伝わりにくく、滑りにくいからいいと思う
左に写っている水色の扉を開くと、、、

リビング。
窓から見える森をいつでも楽しめるように窓の形と大きさに気を配る。
うん。
これはとても気に入っている。うまくいった。
つぎは、

吹き抜けがあるダイニングスペース。
奥はキッチン
あまり広くない家で思い切って作ってみてよかった。
開放感もあって明るい。
二階から身を乗り出して声をかけてくるくるのは子供だけじゃない。
大人もそう^^
洗面と脱衣場からキッチンを、

トイレ

つぎは個人的に
一番気に入っているごろ寝スペース^^;

ここからも外の景色を楽しめる。
最後になったけど、
計画の最優先課題、
寒くて暗い部屋をなんとかしたい。
を叶えることができてよかったとこの写真をみるとよく思う


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塩屋家(シオヤイエ)
〒655-0861 兵庫県神戸市垂水区下畑町鷲ヶ尾303
TEL:078-751-1613
FAX:078-751-1789
web http://shioyaie.com/
email shioyaieinfo@gmail.com
リノベーション・住宅リフォーム
家と庭における設計・施工・デザイン
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
2018-03-30
よく見る古い家をリノーべションしてみる?
知人から、空き家になってしまった家の活用で、相談をうけたのは昨年の夏。
「神戸にある築33年の家。もう20年も住んでいないから水廻りも使えない。どこからどうしていいかわからない。」
そう語る知人の家がこちら、
外観は想像していたより、劣化も進んでなく、
家の程度もいい。
まずは、庭で育ちっぱなしの木を伐採して家に日を当ててみることからやってみようと提案。
さっそく植木屋さん(48)にきてもらい伐採作業開始。
その植木屋さん、腰をおろして休憩しているときに、神戸での住宅事情を聞いた話が印象的でした。
「今はマンションやアパートに住んで電気を使っての生活。子どもは火を知らない。僕は焚き火が好きだから、伐採クズを焼いて火を見て楽しむことが多い。ある日、知人の子どもが家に遊びに来て、焚き火の火を触ろうとしたので驚いた。」
私のモデルハウスには薪ストーブがあって、それを見学に今の季節は子連れのお客様がこられる。
触ると熱いこと、やけどして泣いてしまうことを教えると、子どもは皆、薪ストーブとの距離に注意する。熱く感じる距離まで近づいたら、それ以上近寄ろうとしない。
この光景をみるとまだ生活の中に、自然が息遣いしているのだと安心する。
植木屋さんはこうも言った、
「焚き火をすると煙が出るでしょ? 狼煙をみつけるとすぐに役所に電話するヒステリックなオバサンもいる。町の人は他人と距離が近すぎるのか、ストレスいっぱいでみんな病んでますよ。僕も近い将来、ゆったりとした地方へ移住したい。」
静かに始まろうとしている地方移住ブーム。
あこがれやイメージをより現実に体験できるよう、地方の空き家も活躍できればいいなと思う。
そんなことを考えてたら、作業も終わりました。
うん。すっきり♪
2018-03-24
塩屋家をはじめます。
新しい空き家の活用方法、
”塩屋家”をはじめてみます。

二ヶ月後にはホームページも作ってブログもスタートする。
写真はホームページ(案)
いまはその準備段階であれこれ思案しているところ。
※塩屋は地名、神戸市西部に位置する山と海に囲まれた住宅地。高齢化が進み空き家が目立つようになってきた。
ところで、塩屋家とはいったいなんぞや?
”デザイン賃貸ハウス”
こう説明するようにしようと思う。
大切にしたいのは
1.地域性をデザインに組み込む
2.他人と関係性をもつ。
3.( 思案中。。。 )
僕もそうだけど、地域に暮らしている人みんな、住んでいる家の形態は二つにわけられる。
・所有
・賃貸
不動産には所有者が明記されているから、その所有者が住んでいるか、その他の人に貸しているか、のいずれかに当てはまる。
結婚して家族が増えて、夢のマイホームを手に入れることがサラリーマンの勲章。もうひと一昔前にもなるんだなと空き家を見ていつも思う。
子供は巣立って家主もリタイア後余生を過ごすため田舎に帰る。誰も住まなくりどうしようかと家主が不動産屋に相談へ行くと、
「築何年? 駐車場は? あまり古くて車も停めないなら借り手も買い手見つからないよ」
なんとかして欲しい家主の希望をほったらかしにされる答えをもらうことが多くて悲しくなる。
借り手の要望を叶えることも大切だけど、地域に存在してきた家が活躍する方法もあって良いと思う。
昭和の終わりに建てられているから外観も内装もちょっと残念な印象を受けることが多いけど、そこにデザインを加え、間取りも生活スタイルにあうように変更。こんな住み方もいいねと言ってくれる人へ”塩屋家”を届けたいと思う。
現在、神戸で改修工事をおこなっている家は、実はこの塩屋にある。
完成すれば、デザインを足して間取りもグッと変更した写真をアップしますのでお楽しみに。僕も楽しみ。
”塩屋家”をはじめてみます。
二ヶ月後にはホームページも作ってブログもスタートする。
写真はホームページ(案)
いまはその準備段階であれこれ思案しているところ。
※塩屋は地名、神戸市西部に位置する山と海に囲まれた住宅地。高齢化が進み空き家が目立つようになってきた。
ところで、塩屋家とはいったいなんぞや?
”デザイン賃貸ハウス”
こう説明するようにしようと思う。
大切にしたいのは
1.地域性をデザインに組み込む
2.他人と関係性をもつ。
3.( 思案中。。。 )
僕もそうだけど、地域に暮らしている人みんな、住んでいる家の形態は二つにわけられる。
・所有
・賃貸
不動産には所有者が明記されているから、その所有者が住んでいるか、その他の人に貸しているか、のいずれかに当てはまる。
結婚して家族が増えて、夢のマイホームを手に入れることがサラリーマンの勲章。もうひと一昔前にもなるんだなと空き家を見ていつも思う。
子供は巣立って家主もリタイア後余生を過ごすため田舎に帰る。誰も住まなくりどうしようかと家主が不動産屋に相談へ行くと、
「築何年? 駐車場は? あまり古くて車も停めないなら借り手も買い手見つからないよ」
なんとかして欲しい家主の希望をほったらかしにされる答えをもらうことが多くて悲しくなる。
借り手の要望を叶えることも大切だけど、地域に存在してきた家が活躍する方法もあって良いと思う。
昭和の終わりに建てられているから外観も内装もちょっと残念な印象を受けることが多いけど、そこにデザインを加え、間取りも生活スタイルにあうように変更。こんな住み方もいいねと言ってくれる人へ”塩屋家”を届けたいと思う。
現在、神戸で改修工事をおこなっている家は、実はこの塩屋にある。
完成すれば、デザインを足して間取りもグッと変更した写真をアップしますのでお楽しみに。僕も楽しみ。
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